カヤの平高原キャンプ場 キャンプ場情報だよ
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ロケーション
標高1,450m上信越高原国立公園内にある、高原のキャンプ場
すぐ隣が、カヤの平牧場(牛が放牧されているときがある)
道路と牧場の柵の間の細長いフリーサイト(車乗り入れ可能)と
林の中の常設テントサイト(車乗り入れ不可)がある
フリーサイトでは
昼間は、道路を通行する車の音が間近に聞こえるが、通行する車は主に観光客で、交通量はそれほどでもない
夜間は、ほとんど車の通行がなく、大変静か(ふくろうの鳴き声も聞こえた)
夜明け前から、朝霧撮影を目的とする写真愛好家が訪れ、騒々しくなる
大型バスで数十人の団体が訪れることもあるらしい
ジェット戦闘機の上空通過による、耳が潰れそうなくらい強烈な爆音が発生することがある
(4日間滞在して、2~3回遭遇した)
飯山付近を米軍のジェット戦闘機が低空飛行することがあるという情報もあるが、真偽のほどは不明
黄色で囲った部分がキャンプ場、水色が道路
カヤの平高原総合案内所
キャンプ受付場所となっているが、キャンプ場管理だけではなく、高原全体のまさに総合案内所となっている
管理人さんは一人、大変親切で色々な事を教えていただいた
8:30~17:00 常駐
キャンパーが少ない時には夜間の常駐はなし
混雑時、夜間常駐があるかどうかは不明
薪の販売だけで、その他の販売はなし
トイレは、この総合案内所の中になる
きのこの鑑定なども行っていた
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炊事棟
場内に1ヶ所
常設テントサイトにある
お湯は出ません
トイレ
場内に1ヶ所
総合案内所の中にある
和式水洗、ただし多目的トイレがひとつあり、そこは洋式水洗
完璧ではないが常に清掃されている
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多目的トイレ
シャワー・風呂
キャンプ場の炊事場にコインシャワーがあったようだが、現在は使用不能
ロッジのシャワー(¥300)またはお風呂(¥500)が使用可能
ただし、ロッジに泊り客がいない場合は使えない可能性もあるので、ロッジの管理人さんに相談して下さい
ロッジのお風呂
山を下りると、馬曲温泉 望郷の湯 がある
距離は約22km キャンプ場からは結構な時間がかかる
ロッジで割引利用券を購入することができる
6:00~22:00 第2水曜定休(変更する場合があるので要確認)
¥510
ゴミ
全てのゴミが持ち帰り、灰や残り炭についても持ち帰り
(キャンプ場は上信越高原国立公園内にあります)
サイト
常設テントサイト(大部分が林の中、車乗り入れ不可)・・・赤色の部分
フリーサイト(車の乗り入れ可能)・・・・・青色の部分
常設テントサイト
フリーサイト
総合案内所方向に向かって
総合案内所方向から
フリーサイトは、牧場の柵と道路との間の細長いスペース
地面は芝、窪地もあり、完全にフラットではない
道路は、一般の車両(観光客が多い)が通行するので、十分に注意する必要がある
2015年9月のシルバーウイークには約60組のキャンパーが来場したので
通常は使用しない「広場」のスペースもテントサイトとして開放したとのこと
その他
●キャンプ場の土地は国有地(林野庁)、木島平村が借り受けて、第三セクターの木島平観光株式会社が管理運営している
●スマホ・携帯の電波が通じない
auは総合案内所付近で通じる場合があるらしいが
docomoは、山を数キロ下りないと通じなかった
●ロッジがある
ロッジに宿泊者がいる場合は、ロッジの管理人さんが夜間常駐している
管理人さんはとても親切で話題が豊富な方です
●カヤの平高原には、いくつかのトレッキングコースがある
樹齢300年を超えるブナの原生林があり、「日本一美しい森」言われる、みごとなブナの原生林が広がっています
また、北ドブ、南ドブと呼ばれる湿原もあり、貴重な植物の宝庫でもあります
熊の目撃情報もあり、注意が必要とのこと
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カヤの平高原キャンプ場 まさかの雨
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五日目(10月8日)
撤収日、高原は朝から厚い雲に覆われています
そして、なんと雨まで降りだして
これからの天気予報はどうなんだろう
キャンプ場の管理人さんが出勤する8時30分頃、管理棟に行って聞いてみると
今日はずっとこんな感じの天気、晴れてくることはないでしょう
出来るだけ早く撤収した方がいいと思いますよ・・・・とのこと
乾燥撤収は諦めましょう
どうせ、幕やタープは濡れてしまったので、焦ることなくゆっくりと撤収しますよ
牛くんたちに、朝の挨拶
朝ご飯は、昨夜の残りのご飯、じゃがいもとほうれん草のベーコンソテー、サラダ、インスタント味噌汁
朝食を終えて、外に出てみると
これって朝霧って言うのかな? 厚い雲に覆われただけですよね
でも、ちょっと幻想的かな
さてさて、のんびりと撤収に取り掛かりましょうか
はい、あっという間に撤収完了です・・・なんてね
キャンプ場の管理人さん
そして、ロッジの管理人さん
4日間、大変お世話になり、また色々と教えていただきありがとうございました
山を下ります
山の気温は、7℃
30分ほど下ると 気温は14℃
おまけに晴れてるし、ラジオは「今日は北海道を除いて、全国的に秋晴れのいい天気で・・・・」と伝えているし
いったい、どうなっているのですか
はは~ん、わかりましたよ
あの、お山にかかっている暗い雲が、曲者だったのですね
カヤの平高原キャンプ場での4日間、
幻想的な朝霧に遭遇することも出来たし、お二人の管理人さんとも仲良くなったし、とても有意義なキャンプでした
結局、4日間、キャンパーは僕らだけでしたね
せっかくここまで来たので、まっすぐ東京へ帰るのはもったいないです
以前から一度は行ってみたかった別所温泉で一泊して、冷えた体を温めてから帰ることにします
天候 曇り時々雨 最高気温12.3℃ 最低気温1.8℃ 平均風速3.1m
気温については飯山市の気象データから、標高差を換算して推定四日目へ戻る 五日目~六日目 別所温泉へ続く
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カヤの平高原キャンプ場 絶景温泉へ
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四日目(10月7日)
今日の朝は、霧が出ることもなく、曇りがちの空
午前中の早い時間から山を下りて、馬曲温泉(まぐせおんせん)望郷の湯へ向かいます
少し下ると晴れてきて、気持ちのよい青空が
馬曲温泉の開湯は1982年、木島平村により、村おこしの一環として温泉開発が行われ、
1200メートルボーリングを実施して源泉を掘り当てたとのこと
日帰り入浴施設である望郷の湯は1988年に開設
日本経済新聞が選定した「雪景色の素晴らしい温泉」において、東日本で一番と評価されている温泉
カヤの平高原のロッジの「芸人さん」に発行していただいた割引券です
まずは、野天風呂へ
絶景です!! 絶景です!!
遠くに見えるのは木島平スキー場
貸切状態だったので撮影できました
お湯につかりながら、お湯の点検にこられたスタッフの方と話します
朝の6時から夜の22時までの営業時間、朝は4時半には出勤するそうです (大変だあ!)
近くに宿泊施設もあるので、朝の6時~8時は結構込み合う、8時~10時頃が比較的空いているらしい
(僕らが行ったのは8時20分頃)
冬も営業していて、村からの道はほぼ除雪されているし、施設前の急な坂道は完全除雪をしているとのこと
急な斜面に作られた施設なので、野天風呂と内風呂が離れていて、お客様に不便をかけている
(とんでもないですよ これだけの絶景が望めるのですから、誰も不便だとは思っていないでしょう)
野天風呂から上がって、今度は内風呂に行きます
内風呂の撮影は出来なかったので、WEBサイトから拝借
絶景といいお湯を、満喫させていただきました
馬曲温泉望郷の湯 パンフレット (↓画像クリックで拡大表示)
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久しぶりに電波の通じるところにきたので、スマホのデータをチェックしてから、キャンプ場に戻ります
途中、妙高や斑尾などの山々が遠くに見えます
キャンプ場にも、秋晴れの青空が広がっていました
お昼はラーメン もやし焼き豚炒めを乗せてみました
みんなの写真撮ったり、インターバル撮影してみたり・・・・・のんびり過ごします
今回は、キース君がどうしても一緒に行きたいというので連れてきました
おやつは、栗ようかん どれかひとつだけですからね
夕方近くなると、雲が出てまた冷えてきました
秋は、夜がすぐにやってきます
カヤの平高原キャンプ場での最後の晩餐のメニューは
鶏ときのこの炊き込みご飯、豚肉の野菜巻き、ほうれん草としめじのソテー、インスタント味噌汁
最後の夜も、キャンプ場は僕らだけ
明日はいよいよ撤収です
天候 曇り時々晴れ 最高気温12.9℃ 最低気温0.4℃ 平均風速2.0m
気温については飯山市の気象データから、標高差を換算して推定三日目その2へ戻る 五日目へ続く
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カヤの平高原キャンプ場 秋色の中を
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三日目(10月6日)その2
カヤの平高原には、色々なトレッキングコースがあります
午前中の天気が安定している時をねらって、北ドブ湿原まで行ってみることに・・・
コースの入り口、ロッジの前で作業していた地元の方が
「あまり奥には行かない方がいいよ。熊が出ているからね」との、ありがたいお言葉
北海道知床のガイドさんから習った、プーさん除けの大声を叫びながら歩きます
お山は、秋色に染まっていました
少し休憩です
北ドブ湿原(標高1,550m)到着です
「ドブ」という名前、ちょっとびっくりしますね
この付近では昔から湿地帯のことを「ドブ」と言うらしいですよ
7月中旬~下旬までの間、ニッコウキスゲが湿原を覆いつくすようです
北ドブ湿原から帰ってきて、汗をかいたので、ロッジのお風呂へ
(キャンプ場の炊事場にあるコインシャワーは使用不能になっています)
実は、この長期遠征出発前から、ロッジに電話をしてお風呂・シャワーの事を事前にお願いしてました
休日であれば、ロッジの泊り客もいるから、通常どおり使わせてもらうことができるけれど
平日で泊りのお客さんがいない場合もあるので、念のため電話していたのです
キャンプ場に到着した時にも、挨拶に行ったのですが
「あっ、電話された方ですね・・・」と、とても気さくに話してくれました
お風呂は1人¥500、シャワーは1人¥300
決して安い値段ではないですが、この高原の中です
とても助かります
お風呂を上がって、ロッジの管理人さんと色々な話をしました
一人で買い出しから食事の準備・・・・ロッジの運営に関わる全ての事をこなしているとのこと
話しがとても上手でおまけに面白い、僕らの中では「芸人さん」とあだ名をつけました
お風呂から上がって、さっぱりしてお昼ごはん
名古屋名物あんかけスパです お腹いっぱい!
午後からはお昼寝したり、
またテントの近くまで遊びに来てくれた牛くんたちと、会話を楽しんだりして過ごします
夕方近く、牛くんたちが視界から消えました
いったいどこに行ってしまったのかと、牧場の端の方まで車で探しにいきます
いましたね 牧場のずっと奥、牛くんたちは相当の距離を歩いてきてました
今夜のベッドを探しに来たのかな
キャンプ場の管理人さんに教えてもらいましたが、牛くんたちは寝る場所も牧場の中
普通は寝そべって眠りますが、寒いときは身体を冷やさないように、立ったままの姿勢で眠るそうです
陽が沈むころから、気温がどんどん下がっていきます
寒いので、晩御飯までの間、熱燗でいっぱい・・・・・・
晩御飯は、レトルトカレーとナン、そしてサラダ
満天とは言えないけれど、雲の隙間から星が見えます
今夜はロッジに明かりが灯っています
お客さんが2名とのこと、管理人さんと僕らを含めて、合計5名
昨夜は、僕らだけだったけれど、今夜はなんとなく安心
明日は村まで降りて、馬曲温泉に行く予定
久しぶりにスマホチェックをしようかな
天候 曇り時々晴れ 最高気温14.0℃ 最低気温-0.2℃ 平均風速1.4m
気温については飯山市の気象データから、標高差を換算して推定三日目その1へ戻る 四日目その1へ続く
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カヤの平高原キャンプ場 朝霧
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三日目(10月6日)その1
朝5時前に起床、朝霧を楽しみに待ちます
霧が出ました
霧はまるで生き物のように、動き回っています
高原に朝日が差し込んできます
約1時間半のドラマでした
一瞬たりとも目を離すことが出来ないほどの感動的な場面です
霧も晴れて、温かな日の光が降り注ぎます
朝ご飯の前に、デザート??
小布施PAのハイウェイオアシスで買ってきた栗を焼きます
やはり有名な小布施の栗ですね 大粒だし、なにせ甘みが違います
「僕らも栗が食べたいなあ」
残念だけれど、君たちに分けてあげることはできないのですよ ごめんね
「せっかくご馳走になれるかもと思ってやってきたのに・・・・・ みんな、帰ろう帰ろう」
朝ご飯は、昨夜の鶏鍋の残りで雑炊です
朝霧を見ることが出来て、大満足の朝でした
後で、管理人さんに聴いた話では、朝霧はいつも見えるとは限らない
いくつかの気象条件がうまく重なった時にしか発生しないから
ここに来て一日目の朝に、見ることが出来たことはとてもラッキー
カヤの平では3回の朝を迎えましたが、この日に見た朝霧が最初で最後でした二日目その2へ戻る 三日目その2へ続く
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Author:Kaoru&Beet
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