フォレストパークあだたら 撤収後、岳温泉へ
五日目(12月14日)
撤収日の朝、晴れました
おにぎり食べて、撤収にかかります
眩いほどの太陽の光
13時頃、撤収完了です
完全乾燥とまではいきませんでしたが、雪に降られることもなく風に吹かれることもなく
雪上キャンプの撤収日としてはとても恵まれた天候でした
ビジターセンターのカフェで昼食
オーランドストーブの実地検証を目的にしたキャンプ
自作の幕除けは問題なく、煙突の固定(後日詳細レポ)も安達太良おろしにも負けずほぼ完ぺきでした
また、煙突収納BOXも十分に活躍してくれたし、清掃グッズの使いかっても問題なし
テントを接続した場合の熱の伝わり具合については、強風のために接続を切り離したので検証できませんでした
スタッフの方に、長い間お世話になりましたと挨拶してから
フォレストパークあだたらからは距離7km、すぐ近くです
岳温泉
遥か古代において、天空に火柱を噴上げる安達太良山は人々の恐れとともに信仰崇拝の対象そのものであり、熱い水を懇々と湧き出す源泉もまた、人々には"神の泉"として脅威であり、祠を作り神を祭るようになった。 岳温泉は自然涌出の温泉で、坂上田村麻呂が東征の折に発見したと言われ、 湯本は安達太良山連峰の鉄山直下、標高1,500mにあり、8km引き湯される間に適度に揉まれ、 肌にやさしい柔らかなお湯となっています。泉質は無味澄透で無臭、PHは2.48の酸性泉です。 福島県内では岳を含み3箇所、全国的には草津や雲仙などが酸性泉ですが、 抗生物質の無かった時代、この温泉の医療効果は貴重でした。 江戸時代後期の「諸国温泉効能番付表」でも岳は東北トップの前頭二枚目で、 『瘡毒に吉』とあります。慢性皮膚病、切り傷、火傷、神経痛に効能がある他、美肌効果もあります。 |
喜ら里、こじんまりとしたなかなか情緒ある温泉旅館です
ゆっくりと酸性泉の温泉を楽しんだあと、ミニ懐石料理と牛すき焼きを地酒とともにいただきました
六日目(12月15日)
今日もいい天気
帰り道の何処かで、幕を乾燥させてから東京に戻ることにします
喜ら里の前の坂道は、ヒマラヤ大通りというそうです
鏡が池に寄ってみます
幕を乾燥させる場所として選んだのは、那須野が原公園オートキャンプ場
東北道の西那須野塩原ICのすぐ近くで、以前一度見学に行ったことがあるキャンプ場です
岳温泉からは距離約110km
フリーサイトに幕を広げます
幕を乾燥させている間、那須ガーデンアウトレットへ買い物と食事に
那須の山々が綺麗
14:40頃、乾燥完了して帰路につきます
素晴らしい夕日でした
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フォレストパークあだたら 寒気の下、安穏な日
四日目(12月13日)
穏やかな朝です
昨夜は風も弱く、熟睡できました
安達太良山も顔を見せてくれます
久しぶりに青空も
でも、今期初と言われている冷たい寒気だけあって、色々なところが氷結しています
リビシェル君の入り口のファスナーの下の方が凍結していて、開けるのが大変でした
軽く雪掻きしてから朝ごはん
トラメジーノでホットサンドを
具材入れすぎてはみ出してしまった
昨夜のクリームシチューの残りといっしょにいただきます
場内を散歩します
冬期はクローズとなっているフリーサイトの方まで行ってみました
ちなみに冬期にオープンしているサイトは、常設トレラーハウスとキャラバンサイト、そいて個別サイトのCエリア
雪上落書き
サテライトハウス
冬期は風除けが設置されています
お湯が出るのでありがたいです
雪が降ったり止んだり、風が無いのが本当に助かります
のんびりと安穏な日
今回デビューした自作の地べたテーブルを眺めて「なかなかいい出来だ」と自画自賛したり
同じく今回デビューのADIRONDACK(アディロンダック)マイクロチェアを見ながら
「こいつはオーランドストーブの前で薪を入れたりする作業用にピッタリで、いい買い物したなあ」と自己満足したり
二重煙突の外側部分の温度を検証したり
30cm薪1本の標準燃焼時間を計ってみたりして
穏やかな時間を楽しみます
お昼ごはんは、釜揚げうどん
午後、温泉へ
キャンプ場で雪見の露天風呂、なんと贅沢なことでしょう
お風呂上りはロビーでのんびりしたり、スタッフの方と色々お話ししたり・・・
トレーラーハウスは20年ほど前に設置したもので、修理する時の部品調達も難しいようですね
幕内はぬくぬく、お風呂上りで身体はポカポカなので、ビールが飲めます
冷たいアイスクリームも・・・
晩御飯のメインはおでん
つまみには、気仙沼斉吉商店の「金のさんま」、絶品ですよ
ウインナーと野菜の炒め物も
夜、満天の星空
ですが、あまりにも寒く三脚を用意して撮影する根性がありませんでした なので、手持ちで・・・
明日は撤収日
また寒い日になるようです
天候 曇りのち晴れ 最高気温3.5℃ 最低気温-2.6℃ 平均風速2.2m 最大瞬間風速10.5m
三日目へ戻る 五日目~六日目へ続く
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フォレストパークあだたら 深々と降る雪
三日目(12月12日)
夜の間、絶え間なく猛威を振るっていた安達太良おろし
朝の4時頃、ふと気付くと静寂の世界が・・・
どうやら風は止んだようです
日の出の頃、外に出てみます
6号(ランブリ6)の前室
ファスナーを開けると、入り口から雪が入ってきます
結構積もってました
一晩で約20cmくらいでしょうか
猪苗代湖では一日で50cmという経験があり、それに比べると大したことはないですが・・・
気になっていたオーランドの煙突
あの猛烈な安達太良おろしにも負けることなく、しっかりと立っていました
さて、雪かきを始めましょうか
Syu&Chaiさんから頂いたばかりのスコップ、こんなに早く活躍の場が来るとは
感謝!! 感謝!! ありがとうございました
スコップ、ひとつでは足りないので、センターハウスまで借りにいきます
二人で1時間ほど頑張りました
雪掻き完了です
なぜ雪掻きが必要なのか
雪掻きをしないまま降り続いた時に、雪の重みでテントのポールに影響が出る可能性がありますが
これくらいの積雪量であれば、それほど問題はないでしょう
それよりも、ペグを打っている部分やスカート部分が凍結してしまうと、撤収時に凄く時間がかかるので
こまめに雪掻きをしておく必要があるのです
(ある時、地面までも凍結してしまって、カイオワ君の50本のペグを抜くのに1時間もかかったことがあります)
オーランドの煙突や幕除けが強風に負けなかった訳
そして幕除けと接するテント部分も風で動いたりしなかった訳
それはこんな工夫のおかげなんです(詳細は別途記事にしたいと思います)
雪掻きしたあとも、雪は静かに降り続けます
少しだけ太陽が顔を出してくれました
10時半頃、ブランチです
昨夜のカレーの残りを使って、カレー混ぜご飯
3時頃、お風呂に行くと
受付のスタッフの方が声をかけてくれました
「昨夜の風は大丈夫でしたか、ふもとでも凄い風だったので、ここは相当酷かったのではないかと心配していました」
「おそらく風速20m近い風だったと思いますよ」
フォレストパークあだたらでも久しぶりの強風だったようです
オーランドストーブのぬくもりを感じながらのんびり過ごします
雪掻きで使った防寒用手袋もしっかりと乾かします
無造作に地面に置かれた薪を見ながら、薪置台を作ってみようかな・・・と妄想タイム
晩御飯は野菜たっぷりのクリームシチュー
身体の芯から暖まりました
明日の日本列島はすっぽりと寒気の中
寒いのは我慢しますが、どうか昨夜のような恐ろしい風だけは吹きませんように!
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フォレストパークあだたら 恐るべし安達太良おろし
風もなく穏やかな朝
安達太良山の頂上付近もくっきりと見えます
8時から入れる温泉へ行きます
この施設は日帰り入浴もできますが、日帰り入浴の営業時間は12時からなので
朝の時間8時から10時の間は宿泊客専用となります
誰も入っていなかったので、スマフォで撮影
泉質は炭酸水素塩温泉、トロトロのお湯です
この温泉に宿泊客は無料で入り放題(基本料金に温泉代が含まれている)ですから、いいですよね
朝に比べて雲が増えてきたかな
天気予報では、日本海の低気圧が発達して、日本海側は荒れるようです
ここ福島の仲通りでも雪の予報はあるけれど、風はそれほどでもなさそう
遅い朝ごはん、お昼もかねたブランチ
お昼の2時頃、餅を入れたぜんざいを食べます
この頃から徐々に風が強くなってきて
リビシェル君と6号(ランブリ6)の連結部分が、強風で外れました
連結部分を張り綱で補強して、少しは落ち着きましたが、風はますます強くなるばかり
風が木々を揺らす音が、ゴオーーーーーと不気味に迫ってきます
これがうわさの「安達太良おろし」か!!!
もし寝ている時に連結がはずれ、風が幕の中に入り込むと、幕自体が飛ぶ可能性もあると判断
連結を外して、6号(ランブリ6)を動かして単独で立てました
天気予報では、それほどの風速ではありませんが・・・
安達太良おろしは予報などまったく無視するかのように吹き荒れます
リビシェル君の張り綱を補強して、シールドルーフが外れないようにギアータイを使って二重に留めます
もちろんスカートはすべてペグダウンして風が吹き込まないように・・・
そして、最悪の場合はセンターハウスに避難できることを、電話で確認しておきました
予報では明日の夜中、風速4mで次第に風に弱まってくるようです
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出来うる限りの対策は施したので、少しだけ落ち着いて夕食
キャンプといえばカレーでしょ 久しぶりに作ってみました
この夜
まるで襲い掛かってくるように吹き荒れる「安達太良おろし」の大きな叫び声
グウォーーーグウォーーー
風でポールが折れたり、幕の生地が裂けたり、幕が飛ばされたり
オーランドストーブの煙突が倒れたり
あるいは周りの木が倒壊したり、折れた木の枝が幕の上に落ちてきたり・・・などなど
あれやこれや考えると、恐ろしいほどの風の音と相まってなかなか寝付けませんでした
天候 晴れのち吹雪き 最高気温11.9℃ 最低気温-2.5℃ 平均風速2.2m 最大瞬間風速16.4m
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フォレストパークあだたら オーランドストーブ実地検証その2
2017年12月10日 (日)~14日(木)、4泊5日で、福島県安達郡大玉村のフォレストパークあだたらへ行ってきたよ
オーランドストーブの幕除けを製作したので、そのフィールドデビュー
そして煙突の防風対策として固定方法を工夫したので、その実地検証が目的です
一日目(12月10日)
浅草7時出発、距離265km
しばらくは安定した天気が続くという予報
今日もいい天気
首都高・東北道、順調に走ります
那須の山々には少しだけ雪が
9:14 那須高原SAで休憩
福島に入って
10:06 安積PAで休憩
PAやSAにあるコインシャワー、初めてみました
100%福島の桃、美味しいですよ
フォレストパークあだたらのチェックイン時刻は13時
アーリーチェックインが出来るかどうか電話で聞いてみると、サイト料金の半分の料金を支払えば可能とのこと
たとえ30分でもその料金は同じ
であれば、郡山で時間をつぶしてから行くことにしましょう
郡山南ICで降りて
時間つぶしのために向かった先がここ
東北長期遠征の時にも寄ったし、これで3回目の訪問
絶対に何も買わないつもりで入りましたが・・・・結局
こんな物を
スノーピークのソリッドステーク50cm1本
いままで持っていなかった50cm、ペグとしてではなくて他のある用途のために??
まだ時間があるので、WILD-1郡山店からすぐの安積歴史博物館へ寄ってみます
安積開拓の歴史と明治の空気に触れることが出来ました
コンビニで買い物を済ませてから、キャンプ場へ向かいます
大玉村に入ると、安達太良山が大きく見えてきます
「安達太良山(あだたらやま)」・・・なぜか哀愁を感じさせる名前ですね
高村光太郎『智恵子抄』 「樹下の二人」 あれが阿多多羅山(あたたらやま) |
13時過ぎ、フォレストパークあだたらに到着です
早速、チェックイン
東北長期遠征で一泊した時に、スタッフの方から教えていただいた「FELメンバーズ」に入会します
年会費¥1,030で、日~金の施設利用料が30%OFFになります
個別サイトの場合、施設利用料の¥3,240が¥2,268となるわけですから、とてもお得ですよね
指定されたサイトはC10、サニタリーに一番近く、山側が少し壁のようになっていて風の影響を受けにくいサイトです
今回はリビシェル君と6号(ランブリ6)という初めての連結組み合わせ
オーランドストーブの熱が連結した6号の中まで伝わるのか、ということも検証したかったのです
幕除けのフィールドデビューです
そして煙突もしっかり固定出来ています
耐風テストと思ってましたが、この日は完全な無風状態
(まだこの時は、明日以降に吹いてくる強烈な安達太良おろしのことは予想だにしていなかったのです)
久しぶりにクリアウォールの出番です
幕の中が明るくなっていいですよね
晩御飯の前に、ビールで乾杯
晩御飯は、スタンディングねぎ鍋
おじかのKさんから頂いた、惣譽 純米大吟醸 ひやおろし 五百万石 美味しくいただきます
Kさん、ありがとうございました
鍋が出来ました
〆に稲庭うどんを入れて
そしてデザートには、御用邸チーズケーキ
初日から食べ過ぎでは
とても静かで暖かな夜でした
天候 晴れ 最高気温11.9℃ 最低気温-0.9℃ 平均風速1.4m
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Author:Kaoru&Beet
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